痛くないし虫歯になってるようにも見えません
2025.02.06
質問
虫歯治療
虫歯になってるから次回治療しましょうと言われましたが、
痛くないし虫歯になってるようには見えなくて、ピンときてません。
でも先生曰く、これは治療しなきゃいけないと。
痛くないし、勝手に小さい虫歯だと思ってたのにですが、型取りも必要なみたいで・・・そんなもんなのでしょうか?
何本も虫歯の治療はしてきましたが、気が重いです。
下の奥歯で見えるところなので、絶対セラミックだなとは思ってますが、想定外のセラミック1、2本の出費に詰みました。
すでにセラミック5本と、かなり悪くなってしまっていた歯の自費の根管治療もしており・・・
本当に歯を悪くするとお金がめちゃくちゃかかりますね。
次々虫歯になってしまうのですが、どうしたらこのループ抜け出せるのでしょうか?
回答
そうですよね。ピンと来ないですよね。
そのため、当院もですがX線以外に、
「治療する前、むし歯が見えたとこ、むし歯を取ってる最中、取り終えた後」など写真をたくさん撮影してお見せすることにしてます。
最近はこういう歯科医院が増えてきてますが、まだまだ少ない気もします。
むし歯って皆さんが思ってるより何倍も
「痛くも無ければ違和感も出にくい」です。
見た目で明らかに患者さんが自覚がある場合でも、黒い→これはむし歯ではないってなるパターンもありますので。
むし歯で歯がかけた。
むし歯で歯が痛い。
この2つは本当にそうだったら、怖いこと言いますがそのむし歯「相当大きい事を覚悟」してください。
神経に到達してるレベルのむし歯でも全くの無症状、なんてことも全然あります。
このループから抜け出すのに最も大切なのが、
治療を受ける際に
「質の高いしっかりした治療を受ける」
「それをしっかり説明、実行してくれる歯科医院を探す」
事です。
歯科医院選びも大切ですが、
やはり歯科の場合、特に保険と自費の概念が多く存在するので、その患者さんごとに答えを考えなくてはいけません。
よく言う、
「歯科自身が治療を受けるなら自費診療しか選ばない」というのはここに根拠があります。
で、2つ目が
「フッ化物を含めたブラッシングでの予防」です。
前者は区別がつきにくく難しいです。
治療後に痛いから下手という訳でも厳密にはありませんし、値段が高いから上手いという訳でもありませんので、歯科医院選びは非常に難しいのです。
これが「むし歯を治療したところがまたむし歯になる」というループを抜け出せない理由な事が多いです。