歯か歯茎?や目の下、顎関節辺りが痛い
2024.10.19
質問
根管治療
歯周病治療
はじめまして。
よろしくお願いします。
今、根菅充墳をしてあとは被せるだけの状態です。
むし歯ではなく歯周病か噛み合わせ治療から膿んだみたいです。
その状態で麻酔をかけて歯石取りをし終え、次はフラップ手術+歯茎の再生治療をおこなうらしいのですが、歯か歯茎?や目の下、顎関節辺りが痛い日が数ヶ月続いています。最近は眠れないときも多々あります。
主治医はこのまま手術or被せものらしいのですが、根管治療が終われば痛みはなくなるものだと思っていたのですが、痛みは残るものですか?
痛みが残ったまま被せ物をするのも大丈夫なんでしょうか?
治療場所は上顎一番奥です。
回答
はじめまして。
宜しくお願いいたします。
あくまで診察もしていない僕の個人的な意見にはなりますが、
根管充填をして、後は被せるだけの状態となっている。という事は何かしらの理由で根管治療が必要になった、もしくは必要だと判断されたという事です。
さて、ここでは主治医が語った膿んだ原因について
「歯周病か噛み合わせが原因」
と書かれております。
もし、”歯周病や噛み合わせが原因として根管治療が必要な状態となった”
という事でしたら、僕らの世界ではエンドペリオ病変(2つの病気が1つの複雑で大きな病気を作り出しているイメージ)と呼ばれる非常に難しい状態になっている可能性も考えられます。
しかしこれに関しては
・元々の歯牙の状態
・治療前のX線
・治療前の診査結果
などが無いと全く分からないのが本音です。
また、元々該当の歯に大きな治療痕があって、その歯が噛み合わせの力で勝手に神経が死んでしまった(失活)だけで複合的病変ではない。というパターンもあります。
いずれにせよ、神経が死んでいる(ここで言う膿んでいるという表現を元に推測してます)かつ保存可能と判断されたなら根管治療から行うのは正しい判断です。
歯周病が絡んでいるなら、根管治療が終わり最低でも3〜6ヶ月の経過観察を終えた後にもう一度診査を行い、そこでもう一度判断をして、
歯周病治療→今回で言うところのフラップと再生療法という流れは全くおかしくはありません。
しかし、どんどん痛みが強くなっており、状況が悪いのであればその段階で抜歯の判断になることもあります。
根管治療が終われば痛みが取れるかどうかはその歯の状況に依存することも多く、取れるかどうかは事前には分からない事も多いです。
今回のケースだと、
フラップ&再生をするか、何もしないで被せるかの選択肢が出ているとのことですが、
これはX線や診察結果、患者さんの症状で判断をします。
痛みがあるまま最終的な被せ物をする事は一部例外を除いて僕ならほぼしませんが、先生ごとのお考えがあると思います。
いずれにせよ、状況が悪いことを伝えてこのままトライをしていくのか、現時点を以て抜歯するかの判断をしていく必要があると思います。